なんかどっかの議員が子供とか親の送迎に公用車を使ってたんだかなんだったかの話

正直なところ、何が問題なのか全くわからないので、むしろ問題だと騒ぎ立てている人に何が問題なのかを事細かに教えてほしいくらいなので、わざわざブログにする必要もないくらいなのだが、敢えて書き留めておく*1

*1:東国原だったかが問題にしてたのでtwitterで絡もうかなとも思ったけど七面倒くさいのでやらなかった、くらいにはヘタレではあるし議論を展開できるほど脳内で醸成されたものでもないので本気で説明されてもうっとうしく感じるだけなのだが。

続きを読む

ゾイドオルタナティブやってんだけど、眠い.

ZOIDって何がいいかっていうとカッコイイメカメカしい数多のアニマルが縦横無尽に動く事なのだが、このゾイドオルタナティブというゲームに出てくるそれは、何か聞くところによると実用品の方へデザインをゴリっと仕向けたらしくて、ツメやらキバやらの攻撃が無い。背中に砲詰んで走る、まぁ戦車の見た目がキツネだの牛だの、そんな感じになっただけという随分殺風景な代物である。

さて順序が逆だがゾイドオルタナティブは既に10年前になってしまうわけだがXBOX360から発売された戦略SLGで、・・・・面倒くさいから説明はググっていただく。

このゲーム、正直ZOIDである必要が全然なく、しかしもしこれがZOIDでなかったら全くもって誰も見向きもしないクソゲーであり、そもそもタカラトミーが発売することも無かったであろうという内容だ。

いや、SLGとして出来が悪いかというと別に悪くはないんだが、どうもプログラミングの仕方がおかしいのかいちいち挙動が重たい。なんだったらイベントドリブン自体を理解出来なかったプログラマーが、無限ループを回してイベントを拾う処理を自力で実装しちゃったんじゃないかっていうイメージで、割とこのイメージは事実であろうという確信さえある。

 例えば、ループするのに忙しいのかキーの入力がもたつく。ループ中にキーが押されているかどうかを判断する為に if 文を大量に書いているんじゃあないか。描画もキー入力も処理も、完全に1スレッドだけで処理しようとするとこうなっちゃう典型的な昭和のゲームプログラミングで、何だったら9801のプログラミングでもいいんだけど、9821とかでもそれやってたら流石にどうなのっていう。

おかげでサッサとキーを入力してサクリと攻撃したのに、ちゃんと入力してちゃんと受け付けてくれたかを目視でいちいち確認しなきゃいけないわけで、そんなもんストレスマッハになるのは当然で、気付くと意識がスッ飛んでいることも。

 

ああ、そんなことを考えている間に実績はすべて解除したんでもういいやコレ

支援士の試験に合格したっていう話

春に受けました、で、今週発表されて合格してました。何の書類も送られてきてないのでネットで確認しただけですけどもー。

そのIPAのページで確認するに、25,130 人の受験者数に対して2,822 人の合格という事で、合格率は16%というまあまあ例年並みの結果だった模様。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/toukei_h29h.pdf

 

さて、この支援士、今回受験者が6%減ったということで、元々何の魅力も無いとの噂を見事に裏打ちする結果になったわけですが、スラドにもあるようにメリットもないのに登録するというリスクを負う人間にセキュリティマネジメントなど無理、といった意見には何ら反論の余地はありません。

it.srad.jp

面白半分で受験して合格した以上、初心を忘れる事無く面白半分で支援士登録もするつもりですが、そんな変人以外には何ら価値のない資格であることは変わりはないでしょう。

あわよくばここ数年で法改正でもされて従業員X人以上なら支援士をY人置かなければならない、かけもち可、とかになったら躊躇なく名義だけ貸し出すことによって濡れ手に粟なウハウハ生活が現実のものとならないかなと思わなくもないですが、あわよくすぎている妄想と言えましょう。

一部、これを持った社員を大量に抱えていることによる他社への営業アピールになりうると考えている方もいるかと思いますが、そもそも大手企業ではとっくにその辺のリスク管理どころかネットワーク構築など完了、完成してしまっているわけでして、そのお仕事をゲットしようなんて余地はそうそうないでしょう。その仕事がアウトソーシングされているならば、その二次受け三次受けに滑り込む・・・為に他社と比較された時に検討材料にしてくれる事も或いは無きにしも非ずという程度には考えられますが、そもそも下請けにセキュリティ管理の仕事を投げてしまうという話になるわけですからぶっちゃけ相当危険な話ではないかと思います。

 

そうなるとこの資格、何に使えるの?っていう話になりますが、どこもかしこも言われているように本当に使いどころは無いわけでして、何だったら「士業だぜふふん?名刺見ろふふん?」と仲間内で話のタネに出来るのが最大かつ唯一のメリットでしょうか。

ただ、「ああ支援士とか出来たのフーン受けてみるか」くらいの勢いで受けて受かった私からすると、この程度も受からん人材しか抱えていない会社というのは、正直IT屋としてどうなのかなあとは思います。多分そういう「なんか最低限の目安」みたいなものを作り出すことにはある意味成功しているのだと思います。いや、ぶっちゃけ3流未満の大学を出て地方の飛沫IT屋に就職し、ここ数年はロクにコードもいじらず客先でハッタリかましているだけでも合格するような試験、本当に試験内容からして考えなおした方が・・・。

 

ついでなので合格するために必要なポイントみたいなものを書いておきます。

午前1については過去問をアホほど解きまくってください。ネットで過去問が1000問以上解けますので、本当にヒタスラ解いてください。

応用情報技術者過去問道場|応用情報技術者試験.com

あと、論理式の計算問題が出た場合は最初からあきらめて「ウ」あたりを決め打ちで選びましょう。時間の無駄です。問題文と回答の選択肢を読んだ後、ウーーーンと悩む時間は、1問につき1分もありません。あとから見返す時間とかを考える*1と、本当に時間は貴重です。特に計算問題は、今回は最初に出てきたのでそこで足止めを食っていたらと思うとゾッとします。

なんで午前1がこんなに時間が足らなくなるのかというと、単純に試験範囲がヴェラボーに広く、狙ったところを決め打ちで勉強というバクチは全く効果がないのでどうしても広く浅い勉強になりがちで、その結果大体ギリギリのラインで悩む時間が多いからです。公開されている統計情報からみても合格ラインの60点前後が最も人の分布が多い事からもそれはうかがい知ることができます。ここを頭一つ抜ける点数を撮りたいのであれば、

  1. 広く深い学習をする
  2. 論理式やフローチャートUMLなどは見たら即答できるようにする
  3. ITILとかIPA内でしか通用しないようなルールを熟知する

のどれかになると思いますが、1だけはおススメしかねます。それが出来るならこんな試験受けずに行政書士でも取りましょう。

午前2の4択については、勉強の必要はほぼありません。過去問を2回通りくらいやればよいでしょう。

情報処理安全確保支援士過去問道場|情報処理安全確保支援士.com

数も少ないので午前1大作の合間にやれば2週間もかかりませんが、そもそも半分はその場で読めば何となくわかります。残りは午後の対策をしているうちにわかるようになります。兎に角テスト前の対策で午前2に時間を割くのは非常にもったないです。そんなわけで試験時間はかなり余ります。確認中に変な疑心暗鬼に捕らわれない事がミソです。

あ、午前は、1、2共に適切「でない」ものを選べ、とかいう初歩的なヒッカケに気を付けましょう。

 

午後1は3問から2問を選択・・・といいつつどれを解くか悩んでいる時間はやっぱりありません。問題文だけで数ページにわたるので、一通り読んでから選ぼうなどと悠長な事を考えていると確実に泣きます。試験前から「1と3!!」とか「2と3!!」とか決めておきましょう。強いて問題を読んでから選ぶなら選択式の問題が多いものを選ぶ手法がありますが、これは解答用紙を見ただけではわからないので、問題文の最初半分だけをナナメ読みすることで対応しましょう。ただ、選択式の問題は配点も低いのでそれだけでは安パイになりえず、むしろ記述式でないだけに部分点が貰えませんから難易度が上がるのではないかと思います。

どれを選んでも方向性としては同じような問題なので、「これは解けそうもない」なんてのがある時点でどれを選んでも大体アウトです。どんな問題でも「大体」解けるようにしましょう。そのためにはやっぱり過去問を解いておくのが近道になります。過去問集を1冊買って、解きまくりましょう。尚、この時制限時間を1問40分とか30分とかある程度枷を付けて解かないと意味がありません。勿論間違った問題は意味を理解した上で解き直しましょう。

但し、時々ちょっと違う意味で「意味が理解できない」問題が出現することがあります。「情報の流出をどう防ぐか?」という問に対して「USBを社外に持ち出さない」とか何か性善説か根性論じゃねーのかとツッコミを入れたくなるようなタイプです。こういうのは、最早採点する人の気分次第でどうにもなりそうなので諦めちゃってもいいんじゃないかな、と思います。「この時の作者の気分を答えなさい」というやつです。

 

午後2も2問から1問を選択。但し問題文は午後1の倍になり、「選択ミスの取り返しのつかなさ加減」では午後1の比ではありません。これこそ決め打ちにしましょう。決め打ちにすると物凄く時間に余裕ができます。

午後1にもある程度言えるのですが、解は必ずと言っていいほど問題文にヒントか解そのものがあるので、思っている以上にじっくり読む必要があります。逆の言い方をすると問題文に存在しない未知の手法、ハードウェアを記述するようなケースは稀ですので、その問題にあるやり方をそもそも知らないとか略語の意味が解らないとかいうのは割と致命的です。過去問を解いているときにその辺を頭に叩き込んでおきましょう。それが出来ていると午前2の勉強時間は更に減らすことができます。

 

ちなみに、合格するために過去問集とテキストの2冊を買ったのですが、テキストの方は半分だけ読んで眠くなったんで使ってません。もっぱら過去問集で勉強しました。それで解らないところだけつまみ食いみたいな感じでテキストを読むとかしましたが、つまみ食いならググった方が自分に合った説明を見る事が出来るので、そっちの方がおススメです。テキストは勿体ない買い物をしたなあ・・・と思っています。

*1:実際にやるとそんな時間も満足にありませんが

謎の固定観念、というよりヒロイックな刷り込み

例えば「官僚は悪いやつ」「大企業の経営者は私腹を肥やすのが目的」「天下りは悪」「政治家が考えているのが第1に保身」とかいうのは、明示的にどっかから出てくる情報でもないのに、なんでか市井には広く受け入れられている気がしてならない。

特に天下りなんてのが=悪っていうのは何時頃から刷り込まれるんだろう。

思うに、子供向けのアツイ番組を見ていると「現場における正義を守る人=ヒーロー」なので、基礎基本は幼稚園あたりからなんだけど、要するに大半の人はここから進歩してないんじゃあないかと思われる。本来は年齢層に従って各々の立場を理解するべきなんだが、どうも一方的にあいつが悪い、という視点しか持てないまま大人になっちゃってるんじゃないだろうか。

大体、公的に存在している組織において悪意やら犯罪やらが主目的になっているというのは事実上無くて、結果的にそうしやすい立場にある、というのはある程度認めるにしても、普通はそんなことをしている人というのは居ないのである。

「代官はメチャクチャ薄給激務なので私腹を肥やせる悪代官マジ有能」

とかフタをあけたら思ってたんとちゃう!なんてことはしばしばあるわけで、その辺に思いを馳せる事無く、新聞記事の見出しだけで善悪のイメージをしてしまう、というのはいい加減現代人は止めたらどうだろうか。

世の中アンパンマンバイキンマンだけでは成り立たないのである。

 

SEがSEたらんとし続ける謎について

前提

「上は丸投げするばかりで何もしてくれない。やり方を考えろ?考えるのがお前らの仕事だろ!」

vs

「下は自発的に動かないくせに権限は欲しがるし、そもそも意図した通りに動きもせん」

ファイッ

 

大体ね、下っ端ーズは偉い人が金を自分の懐をあっためるためだけに仕事してると思ってるんだよね。同時に偉い人は下っ端が自分の仕事でいっぱいいっぱいになってるのを知ってるけどどうにかすればどうにかなると思ってるんだよね。でもお互いに歩み寄ろうとはしないし、会話しても言語が微妙に違うからかみ合わないんだよね。なんでかね?なんで互いに不幸になろうとしちゃうのさ。

いつまで技術に傾注するか

どうもブログやらSNSやらでSE屋かIT屋を自称する人たちは、その持てる技術を如何なく発揮して存在意義を示すことにパワーをかけ続けているようだ。その事には是非もないんだけど、その中の人が中年です、初老間近です、とかいうのはいかにもよろしくない。勿論趣味でやっているのは全く問題が無いんだけど、これが実務でもそうなっているというのは、実際にプログラマとして動いている人たちの年齢層はどうなってるんだろうなと心配せざるを得ない。経験上、そういう仕事場はスキルの高い人が低い人や新参の派遣屋を一様に排斥しがちで、気付くと引継ぎもしようのないシステムが山積されていてどうしようもなくなっている。まあ派遣屋さんは勘定に入れてもよろしくは無いんだけど。

まあまあよく考えてみてほしいんだが、人生だいたい働けるのは半世紀に満たないわけで、その半分もプログラミングにガッツリ関わっていては残り半分を有意義に過ごせないだろう。勿論、残りの半分も高い技術力をもって生き抜く覚悟がある人はそれで結構なんだが、それは会社の方針にマッチしていて*1、かつ余程の技術力を持ち合わせている相当稀有なケースでないと会社の中では大変扱いにくい人材になりかねない、ということは自覚した方がいい。仕事を探す方が非常に苦労するので、既存システムのお守りに回された挙句、お守りだけなら若手でいいじゃんってことになり、技術はあるが使えない不幸な人材が転がってる仕事場なんてのはしばしば見てきた。また、時を経てシステムが時代遅れになった為に新システムへ刷新することを口実に、最初こそ要求仕様を決める為にご臨席を賜るもののその後は閑職へ回されたり、幸運にも上級職へ昇進はしたもののシステマチックなものの考え方しか出来ないので人をまとめることが出来ずに心が折れてしまったりもする。技術と比例してプライドが高いので、早々にお払い箱にされてしまうケースすらあった。こんなの、誰が幸せになれるんだろう。

自分を有能なSEだと思っているなら技術力を高めると同時にある程度で見切りをつける勇気を持たなければならない。無能だと思っているなら尚のこと、プログラム言語やその手法、手段に拘るのは30代半ばまでにしておきなさい。そこから先は割り切らなきゃいけない。

必要な能力と要求される能力の乖離

一方で、SEは入社から何年かは歳を重ねると単価の上昇とそれ相応の技術力も同時に求められてしまうので、技術力の追及をしないわけにもいかない。IT屋は小さい会社が多いから、プログラミングしつつPLなんかに任命されて人の管理もしろと言われるケースが多く、バッサリと実作業を切り捨てられない。人は得意な事には頑張っちゃう生き物だから、リーダー職の作業にはどうしても食指が動かず益々SEたらんとする方へ意識が偏ってしまう。本当はマネジメントこそ時間をかけて身につけなければいけないのだが、自分が高い技術力を如何なく発揮し、プログラミングのサポートなんかしちゃってプロジェクトを破綻させないことで、PLに必要な能力は身に付かないのに仕事はある程度うまく回ってしまう*2

これは上から見れば「あ、巧くやってるんだな」と思ってしまう。巧くやってるハズだから、当然そのへんの管理能力については都度問われない。だって、巧くやってるんでしょ?

不幸の露呈

当人はITスキルだけが上がっていく。上はエンジニアというよりマネージャとしてのスキルを得ていると思っている。ある時、どうにも回らなくなってプロジェクトが破綻するとこれがバレてしまい、双方が途方に暮れる。ああ、今更どうすりゃいいんだ・・・。

斯くて、冒頭の戦いが始まる。

大抵は偉い人が大ナタをふるう。しょうがないじゃない、PL使えねぇんだから上役が責任もって片付けなきゃ。でも片付けた時には上役は単なる憎まれ役になってて、エンジニアとの意識の差は埋まらないままだ。

まあ、プロジェクト冒頭から途方にくれてどうすればいいのかアレコレ聞いて回るのは体裁が悪いけど、それをやらにゃいけなかったんだ。本当は。ヘタに真面目に受け止めちゃうからどんづまりになってから泣き出すことになる。これもエンジニアっぽい気質のなせる業*3かな。

仕事の考え方を変える

ITは手段だ。何処まで行っても目的にならない。だから、言語もロジックもデザインも目的が達成できればどうでもよい。組んだプログラムに対してこう言われたらムッっとくるプログラマも多かろうが、この事実を受け止めるところから始めなきゃいけない。

実際完成されたロジックは見た目にも美しい。これに魅かれて研鑽する姿も美しい。しかし金にはならない。漫画に出てくるような頑固な職人が、金のために動かないのと同じように、拘るなら金の関係である雇用条件はお寒い物になることを受け入れなきゃいけない。こんな頑張って綺麗なプログラムを書いているのに給料が上がらない!なんて言ってもね。100円ショップに行きたいからヘリチャーターしましたというのと同じだ。

きっと、ブログで〇〇をするためには、というお題でサンプルソースコードを惜しげもなく公開している諸氏には苦々しい話だろう。でも、それが非の打ちどころのないコードであることは心から認めるけれども「で、それが何*4になるのか?」と聞かれたら、それが答えられなければならないんだよ。「これ単体では役に立ちません!」じゃなくてさ。

翻訳者が足らない!

偉い人はこのへんが突き抜けている。技術屋は反対方向に突き抜けている。下っ端の方が数が多いし偉い人はSNSでわざわざ発信しないから、ネット上じゃー偉い人が悪者にされがちだけどね。

この間に入ってうまい落としどころを見つける「憎まれ役」が今のところの正に私の仕事なんだけども、その一方で小さい会社だけに下っ端のようなこともやるし営業のようなこともやるし、全体の方針に口出しもすれば仕様書も書くし実装もテストもするし、サポートもする。してきた。だからまあ、下が技術に拘るのはわかる。上が成果に拘るのも同じ。

しかし、これは実は本来要らない仕事なんだ。お互いが歩み寄りさえすれば。そのためには双方相当な努力が要るんだけど、それを面倒くさいっていうんじゃーいつまで経っても不幸に甘んじるしかない。それは分ってほしい。そう思って、このスレを立てたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか

 

*1:10年もすれば会社の方針も変わるハズだが

*2:この辺、割と分業が出来ているにもかかわらずダメになってるケースがしばしばあるんで何が一様にダメってわけでもないんだが

*3:ワザというよりはゴウであろう

*4:金。

仕事のカタヨリ

仕事が組織依りじゃあなくて個人依りになっているケースについて。

これもメリット/デメリット両方あるので、どっちが良いという話ではない。

 

一応説明しておくと、個人依りの仕事というのは「この人でなければできない」という領域が多すぎる仕事のやり方のこと。

組織依りの仕事というのはその逆。

続きを読む

IT を知らない IT屋の社長について。

前置きに

IT系企業って中小企業が多いからかなあ。

「社長がIT分ってない」

という意見をしばしばネガティブに発言するケースが見受けられる。まあてめぇんとこの武器も知らんと戦えると思うとるんかボケっていう意見は至極ごもっともなんだけど、これって9割以上の確率で「下っ端」の発言だよね*1

そもそも論として、中小企業の「中」にも満たない超小企業における偉い人というのはどうあるべきなのか?だが、先に結論(か極論)を書くならどうあるかなんか型は実は全くなくて、その会社が生き残っておればその振る舞いが「あるべき姿」の体現である。ITを知ってるか知ってないかなんてのはあんまり大した問題じゃない。実際そういう会社の社長は元SEだったりすることが多いので、それに続く下っ端も何となく「ITが分ってて当然だろ・・・」と思いがちなだけだ。

 

ま、その建前を横に置いといて、ざっくりパターン化するなら社長は以下2種の組み合わせ、計4パターン*2で考えると下っ端の思考としては面白かろうと思う。

* IT知らん/知ってる
* 仕切り屋/丸投げ屋

どのケースでも程度の差があるが、実体験に基づく私見は以下。

IT は知らんが仕切りたがる

ITは分ってないので物分かりが良いか悪いかで評価が極端に変わるタイプ。物分かりが悪いと部下との相性は最悪であろう。物分かりが良い場合、悪知恵の働く下っ端からするとケムにまくのが一番楽なタイプだが、真面目な下っ端にしてみたらロジカルな説明で納得してもらうことで権限と立場を拡大させてもらえる良い偉い人と言える。

ちょっと補足すると、下っ端の言う「物分かりが良い」というのは、ちょっと特殊だ。製造業とかだと大体論点が「コストメリットの有無」で済むのでこの辺は問題になりにくいんだが、IT屋では「ITっぽい言い回しとか説明とか慣習が受け入れてもらいやすいかどうか」になりがちだ。説明する方の説明技術力不足のケースもしばしばあるから気を付けよう。

ITは知ってる仕切り屋

大抵の場合、最も面倒くさいタイプ。手段にまで踏み込んでくると下っ端のペースとテンションは大幅に乱れる。バグとかの原因追及で本当にロジックの細かいところまで報告を求めがち。そうなると、解決手法についても「提案」してくれたりするんで、そこから外れた方法を取りにくい。間違ってるワケじゃあないんだけど、関東圏の人に関西弁を強要しているかのようなイメージを与えがち。更に大体上の人って技術的に最先端を走っていられるわけじゃあないから毎度毎度踏み込まれ過ぎると時代遅れになってくるんだけど、それが露呈しても下から改善案も出しにくいから全ての仕事がガタガタに。

「指示待ち人間」ならある程度の期間は楽。最近の草食系はこの辺のタイプの下に収まると使える人間て言われるかもなあ、と思うけど、長期的には何者にもなれないまま若い時期が終わっちゃうのでその後の人生ドン詰まりになりかねない。ダラダラ仕事したいだけならいいんだろうけど、もっと若いのがどんどこ下から入ってくるからねえ・・・。

ITは知らんので丸投げする

何となく「ガハハハ!」みたいな笑い声が似合いそうなタイプ*3。いやまあ実際こういうタイプはしばしばいる。ただ、体感的にIT一本槍じゃなくて、他の仕事もあった上でITにも手を出してるっていうケースとか、社長は何か別のスペシャリストでその特定の分野をITで支援していこうという完全に手段に特化しているケースなど、普通のIT稼業でないケースが多い。

後者は時々めんどくさいね!IT 業界にアリガチな機器の導入だのライセンスだのの形態が理解してもらえなかったり、意図したとおりにITだけでは実現出来ない事が分ると双方の意志を通訳できる人がいなかったりするので最悪破綻する。

中には「どうやって会社を維持してるんだ・・・」という事例もあったけど、何のことはない何だかんだナンクセをつけて社員に給料を払ってなかった。こういうのがしばしばあるのがこのタイプだな。

ITは知ってるけど丸投げする

いい意味で使った時にこれが出来る人ってなかなかいないな!

悪い意味?クソ忙しくて手が回らないから。ただクソ忙しくて丸投げっていうのは、これもケースに依るんだけど、丸投げできる人がいるっていう意味でもあるから、悪い事とも限らんけどね。あと自分は自分で別の仕事やってるから、それ以外の仕事には全く手が回らない、なんて事も。

あ、それは自分の前職のケースだ。

*1:下っ端であるのは当たり前である・・・こんな発言を多数の下っ端以外の連中が言ってたらその会社は長くない

*2:これら4ケース、どれも良し悪しあって、実体験として「性格が悪い人」はいなかったんだよなあ。

*3:偏見

続きを読む